水のためにできること Water Action
水は、人が生きていくために欠かせない資源です。
きれいな水を未来に残していくためには
今の私たちを取り巻く環境と
水の現状を知ることが大切です。
「大切に使うこと」「汚さないこと」など
私たち一人一人が
今日からできることもあります。
ゆたかな水の恵みを未来に受け継いでいくために
今できることから始めてみませんか。
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01
水と世界の課題
水は人の生活と安全に関わる重要な要素です。そのため、SDGsの目標6では、世界中の人々に安全な水とトイレを提供することを目標に、水質や水不足といった水に関わる課題の解決を目指しています。
日本は世界各国と比較すると、水が大変豊かな国です。私たちが手洗いやトイレ等で水を当たり前のように使用している一方で、世界では好きな時に安全な水を使用できない国が存在します。- 途上国では水不足が深刻化しています
- 世界的な人口増加や気候変動が水不足を加速させています
- 世界の4人に1人が、安全に管理された水を使用できていません
- 毎日5000人もの子どもたちが、不衛生な水を飲み命を落としています
- 世界の約半数が、安全に管理されたトイレを使用できていません

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02
水問題に対し、
今私たちにできること節水
- 洗濯:回数を減らす、まとめて洗う、節水型洗濯機の利用
- お風呂:水をこまめに止める、お湯の張る量を減らす、
残り湯の再利用(洗濯、植物への散水、洗車) - 炊事:水をこまめに止める、ため水につける、
汚れのひどいものや油分を拭き取る、野菜やお米を洗った水の再利用 - 食器:最低限の数で、茹でる・蒸すは電子レンジを使用
- 洗面所:水を流したままにしない、歯磨きはコップを使う
- トイレ:大小レバーを使い分ける

生活排水対策
- 食べ残しや油汚れをそのまま流さない
- 洗剤の使用量を減らす、ごみの分別廃棄
- 洗濯の際に糸くずフィルターを付ける
- 生分解性の高い石けんや無リン洗剤を使用する
- 河川に家庭から出る排水やごみを捨てない
- 食べ残し、飲み残しを減らす

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03
地域の水のことを知る
地域の水は地域で守ろう
昔、所沢という所は水の不便なことで有名な地域でした。
特に夏になると、ほとんどの井戸の水が枯れてしまい、水汲みが非常に大変だったことから、「所沢へは娘を嫁にやるな」とも言われていたそうです。
そんな所沢には、「弘法大師の三つ井戸」と呼ばれる話が今も伝えられています。
弘法の三ツ井戸
三ツ井戸大師堂
三ツ井戸の碑所沢市の水道ビジョン
近年、人口減少や節水機器の普及などによる給水需要の減少に加え、これまで整備してきた水道施設が更新時期を迎えるなど、水道事業を取り巻く環境は年々厳しさを増しています。
さらに、東日本大震災を教訓とした基幹施設の耐震化や、新型コロナウイルス感染症に代表される新たな脅威への対応なども求められ、財源確保・体制整備・効率的な施策による経営の健全化がますます重要になっています。
こうした課題に対応するため、所沢市では「所沢市水道ビジョン」を策定。大規模災害などの非常時においてもライフラインを守り続ける取り組みが進められています。
上下水道局広報紙「ところざわ水物語 そして未来へ」年2回発行。水道への取り組みや水に関する豆知識などが掲載されています。ぜひご覧ください。https://www.city.tokorozawa.saitama.jp/kurashi/jogesuido/toiawase/mizumonogatari.html -
04
貫井産業の取り組み
貫井産業は、水に関わる地域インフラの維持と災害時の対応に携わる企業として、日々さまざまな取り組みを行っています。現場での技術力向上や地域との連携強化を通じて、安全で持続可能な水の供給を支えていきます。
現場力の維持・向上
- 緊急時の出動要請への対応
- 人材育成、技術力の向上
- 重機や資材の確保
- 資格取得支援
地域の連携強化
- 広域の給水装置指定工事店登録
- 排水設備工事事業者登録
- 管工事組合・空調設備協会への加盟による関係団体との連携
所沢管工事協同組合の一員として、能登の災害復旧支援にも出動しています。
水の恵みを守るために、今私たちにできること
必要としている人へ必要な設備が届くように、今の私たちにできることは日常の中にも多くあります。
現在の豊かな環境を守り、水の恵みを未来に残していくために、身近な取り組みから始めてみませんか。





